『薬屋のひとりごと』

 

 

 

 

百花繚乱(幾田 りら)

作曲者:幾田りら
作詞者:幾田りら
 


【歌詞】

ゆらゆらり
はらはらり
色とりどり
乱れ咲き
花の街思い出す
この空から

ひょんな出来事から
やってきたこの場所は
遥か遠くにあった
煌びやかな舞台

ハっとするほど
鮮やかな世界があるんだと知った
あなたの無理難題に
応えていくその度に
あっと言わせるような
奇想天外な答え合わせで
辿り着いたその先に
新しい景色が待っているんだ

摩訶不思議なミステリー
次から次に起こるたび
巧妙なからくりも
暴いてみせましょう

どんな難題でも
種や仕掛けはあるんだ
副作用は気にしない
必ずや導き出すから

あぁこの場所で触れた
人の哀しみや喜びがある
そのひとつひとつが
心を震わせる

ハッとしちゃうほど
鮮やかな世界がここにあるんだ
あなたの無理難題に
応えていく毎日に
あっと言わせるような
奇想天外な答え合わせで
辿り着いたその先に
新しい私が待っているんだ

あの頃は想像もしていない
未来が咲き始めている
こんな日々も悪くはないかな

ゆらゆらり
ひらひらり
離れては
寄り添って
そよぐ風に身を任せ
幽夜に舞う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸せのレシピ(平井 大)

作曲者:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai
作詞者:Dai Hirai
 


【歌詞】

なぜか「キミ」にだけ「ボク」が伝わらない
募れば募るほどに苦しくなるよ
“良薬は苦し”なんて笑って言っていたけど
今更わかった

悪い夢なら醒めてと願う日も
誰にも言えない秘密も
掛け違えたボタンもあの夜も
幸せのレシピかもね

例えば「ボク」がボクじゃなければ
「キミ」がキミじゃなければ…
なんで でも記憶の一つ一つが
「キミ」を呼ぶんだ
閉ざしていた日々と鎖していたココロ
魔法みたいに溶かしてく
いろんな「キミ」がいる
この世界が結局 ほら、好きなんだ。

なぜか「ボク」にだけ「キミ」がわからない
知ろうとすればするだけ難しいのさ
“案ずるより…”なんてわかっているつもりだけど
今更言えない

態度の割に繊細なことも
口は悪いけど優しいとこも
照れ隠しのトゲも正義感も
キミだけのレシピなんだ

例えば「ここ」がここじゃなければ
「今」が今じゃなければ…
出会えてない そう想えばなんか
悪くはないな
閉ざしていた過去と鎖していた明日を
魔法みたいに繋いでく
幸せのレシピが溢れる
世界がとっても ほら、好きなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンビバレント(Uru)

作曲者:Uru
作詞者:YAS
 


【歌詞】

いつだって君は恐れを知らず
好きなものに夢中な猫みたいで

君が眩しく感じるのは
きっと僕が君を見てたから
刺激的な思考回路
惹かれてく

碧い、碧い、その瞳に僕はまだ映らない
君は今日もいつもの君のまま
揺れる、揺れる、この気持ちはどこかにしまったまま
今はここでただ横顔を見てる

酸いも甘いも知ってるフリをして
型にハマった 窮屈な日々の中

見慣れていたこの景色に
新しい風が吹き込んだような
刺激的なその存在
惹かれてく

碧い、碧い、その瞳は僕をまだ映さない
こんなにもすぐそばにいるけれど
混ざり合わない二人の距離 痛むのは僕だけ
今はここでただ横顔を見てる

何かに躓いた時には
君ならどうするかな、なんて思ったり
もう少しやってみようなんてさ
思えたりするんだよ、おかしいね
僕は気付いてる

碧い、碧い、その瞳に僕は映らないけど
君はいつも笑っていて欲しい
好きなことにときめいていて
そう、僕はいつだって
きっとそのままの君が好きなんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイコトバ(アイナ・ジ・エンド)

作曲者:石崎ひゅーい
作詞者:石崎ひゅーい
 


【歌詞】

飾りみたいな優しさじゃなくて
使い道がないほどのぬくもりを ああ
そんな身勝手な理想並べ 今日も
言葉にできずに飲み込んでしまうのでした

思い出はまだキンモクセイ
黄昏れ色も香る街で
笑っていたんだよな

胸が切なくて 涙が溢れて
あの日のそばにあかりを見つけて
甘えていたんだな
風がうるさくて 耳をふさいでた
そんなわたしから 卒業しなくちゃ
愛の言葉につまずいてでも

昔からずるがしこくって
ベッドの隅っこでテディベアになって
誰かに抱きしめてもらうため
いつも可哀想なフリして窓から空見てたの

ブリキの星と隠れんぼ
たった一つに出会うことを
願っていたんだから

熟した果実が 夜をつかむとき
こんなわたしでも たどり着けるかな?
誰もがうらやむ愛の所

何段か上がってそして何段か下がった所で
頑張ってもう少しだよって声
毒にでも薬にでもなって
光にでも影にでもなってわたしを動かすの
行かなきゃいけないの 手をふるあなたがどんなに小さくなっても

胸に愛しさを 手には優しさを
あなたのためにあかりを探すの
笑ってほしいから
風がうるさくて 耳をふさいでた
そんなわたしから卒業しなくちゃ
愛の言葉が聞こえ、聞こえますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花になって – Be a flower(緑黄色社会)

作曲者:穴見真吾
作詞者:長屋晴子
 


【歌詞】

陰にそっと隠れようがいいんじゃない?
蕾のような花だってあんじゃない
秘密にして守るのがいいんじゃない
誰にも邪魔されず華麗に咲いてる

甘い苦いにハマんない
その判断がくだんない
気に病んで下を向かないでいて

愛に慣れちゃいない 無駄に飾らない
綺麗にされた花瓶も肥やしも何もいらない
その姿が美しい

花になって ほらニヒルに笑って
その顔にぞくぞくして目が離せない
味見して 君の毒は私の薬って
包んであげるから 笑って

ねえ 会いたい逢いたい
その笑顔に会いたい逢いたい
って言えば笑ってくれるかな
陰から支えるくらいはいいんじゃない?
欲を言えばこの手で咲かせてみせたい

病のように心を喰らう花
枯らしたくないのさ
光が届かずとも
水をあげ続けるから

いい加減に気付いて 君は素敵って
自惚れてもっとお大事に

無自覚なまんま 愛を蓄えて
綺麗にされた花瓶も肥やしも何もいらない
その姿で咲き誇れ

花になって ほらニヒルに笑って
その顔にぞくぞくして目が離せない
味見して 君の毒は私の薬って
包んであげるから
楽にして 君の闇は私の光って
愛してあげるから 笑って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛は薬(wacci)

作曲者:橋口洋平
作詞者:橋口洋平
 


【歌詞】

綴られた文字から浮かぶ表情
便箋に染みてく まあるい涙

日々の中で 後回しにしてた寂しさが炙られてく
あなたの前じゃいつでも幼くて

ほら
愛は薬 泣いて 泣きじゃくった頬に
刻む笑い皺 雨は上がって
愛は薬 濡れて やせ細った夢に
注がれるエール 伝うぬくもり
いつかひとりごとじゃなく ありがとうを言えるまで

罪を犯そうとも 成り下がろうとも
誰よりも味方に変わりはないと

日々の痛み 散らすその場しのぎの麻酔に我を忘れ
あなたの声が聞こえて目が覚める

ほら
愛は薬 触れて 暮らしてた頃の
思い出に今も 支えられて
愛は薬 揺れて 負けそうな時も
逃げることなく 戦えるように
いつか本当の意味で あなた離れできるまで

愛が故に いつも目に見えないから救われていると気づけないまま
一人きりで生きてきたような顔をしてしまう今日も
きっとあなたは見守っている

愛は薬 泣いて 泣きじゃくった頬に
刻む笑い皺 雨は上がって
愛は薬 濡れて やせ細った夢に
注がれるエール 伝うぬくもり
いつかひとりごとじゃなく ありがとうを言えるまで

届かなくなる前に その目を見て言えるまで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想い咲く時(アオイエマ。、内田ましろ、神前 暁)

作曲者:神前暁
作詞者:内田ましろ
 


【歌詞】

星の夜に 瞬く記憶
時間(とき)を重ね 私を包む
戸惑いながら 痛み知るたび
胸の奥で 膨らむ蕾

いつか 消えない傷痕も
愛と呼べるなら…

この想いを 凛とひらいて
いま 誰かの為に咲く
その姿は 何より 強くて美しい
いつまでも あの花のよう

確かなもの 変わらないもの
明けぬ夜に 私を照らす
躊躇いながら 紡いだ言葉
ひとつ ふたつ 風が攫った

いつか 朽ちてゆく花にも
届くと願おう…

瞳逸らさないで 大きく手を伸ばす
雪解けを待ってる 明日を迎えに行こう

まだ小さな たったひとひら
いま 空へと舞い上がれ
その一歩が やがては誰かの胸に咲く
花になる そう信じてる

想いよ 咲いて

この想いを 凛とひらいて
いま 誰かの為に咲く
その姿は 何より 強くて美しい
いつまでも あの花のよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼空の炎(竹中 だいち)

作曲者:神前暁
作詞者:内田ましろ
 


【歌詞】

曇り無い瞳に 見つめられ 思い知る
自分の愚かさよ 炎に変われ

強きその心 守り抜こう
君が歩く 道を照らそう
腕に抱きしめた この熱は
誰も奪えない

 

 

 

 

 

『チ。 -地球の運動について-』

 

 

 

 

怪獣(サカナクション)

作曲者:サカナクション
作詞者:山口一郎
 


【歌詞】

何度でも
何度でも叫ぶ
この暗い夜の怪獣になっても
ここに残しておきたいんだよ
この秘密を

だんだん食べる
赤と青の星々
未来から過去

順々に食べる
何十回も噛み潰し
溶けたなら飲もう

淡々と知る
知ればまた溢れ落ちる
昨日までの本当

順々と知る
何十螺旋の知恵の輪
解けるまで行こう

丘の上で星を見ると感じるこの寂しさも
朝焼けで手が染まる頃にはもう忘れてるんだ

この世界は好都合に未完成
だから知りたいんだ

でも怪獣みたいに遠く遠く叫んでも
また消えてしまうんだ

だからきっと
何度でも見る

この暗い夜の空を
何千回も
君に話しておきたいんだよ
この知識を

淡々と散る
散ればまた次の実
花びらは過去

単純に生きる
懐柔された土と木
ひそひそと咲こう

点と線の延長線上を辿るこの淋しさも
暗がりで目が慣れる頃にはもう忘れてるんだ

この世界は好都合に未完成
僕は知りたいんだ

だから怪獣みたいに遠くへ遠くへ叫んで
ただ消えていくんだ

でも

この未来は好都合に光ってる
だから進むんだ

今何光年も遠く 遠く 遠く叫んで
また怪獣になるんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へび(ヨルシカ)

作曲者:n-buna
作詞者:n-buna
 


【歌詞】

行方知らずのあの雲を見た
わたしの鱗はあなたに似ていた
舌は二つ、まぶたは眠らず
ぼやけたよもぎの香りがする

行方知らずのあの雲の下
わたしの心は火の粉に似ていた
靴はいらず、耳は知らず
冬(あなた)の寝息を聞く

ブルーベルのベッドを滑った 春みたいだ
シジュウカラはあんな風に歌うのか
海を知らず、花を愛でず、空を仰ぐわたしは
また巫山の雲を見たいだけ

行方知らずのあの雲の下
あなたの鱗は日差しに似ていた
雨を知らず、触れて熱く
ぼやけたよもぎの香りがする

芽吹く苔のベッドを転がった
あの頃みたいに
カタバミはこんな風に柔いのか
春を知らず、花を愛でず、風を舐めるわたしは
ただ海の深さを見たいだけ

あの大きな海を経れば
あの雲の白さを見れば
あなたとの夢の後では
他には

ブルーベルのベッドを滑った 春になれば
ホオジロはあんな風に笑うのか
海を知らず、花を愛でず、空を仰ぐわたしは
ただあなたを見たいだけ

行方知らずのあの雲の下
わたしの心はあなたに似ていた
舌は二つ、まぶたは眠らず
いつか見たへびに似る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アポリア(ヨルシカ)

作曲者:n-buna
作詞者:n-buna
 


【歌詞】

描き始めた
あなたは小さく
ため息をした
あんなに大きく
波打つ窓の光の束があなたの横顔に跳ねている

僕の体は雨の集まり
貴方の指は春の木漏れ日
紙に弾けたインクの影が僕らの横顔を描写している

長い夢を見た
僕らは気球にいた
遠い国の誰かが月と見間違ったらいい

あの海を見たら
魂が酷く跳ねた
白い魚の群れにあなたは見惚れている

描き始めた
あなたは小さく
ため息をした
あんなに大きく
波打つ線やためらう跡が
あなたの指先を跳ねている

長い夢を見た
僕らの気球が行く
あの星もあの空も実はペンキだったらいい

あの海を見たら
魂が酷く跳ねた
水平線の色にあなたは見惚れている

広い地平を見た
僕らの気球は行く
この夢があの日に読んだ本の続きだったらいい

あの海を見たら
魂が酷く跳ねた
水平線の先を僕らは知ろうとする
白い魚の群れをあなたは探している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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