ビブラートとは音を一定の間隔で揺らす状態のことを指します。音楽では感情表現をする際に最も有用な技術のひとつです。
ビブラートの本質は感情表現の1つで曲調やフレーズの場面ごとに細かく使い分けます。
大きさ:音程の下げ幅が半音の半分ほど
結論、ビブラートは年数と共に深みがでるものであり、習得には一生をかけて取り組むものです。ビブラートの本質は感情表現と説明しましたが、感性は成熟度に強く由来するので、バイオリンの上達と共にビブラートの求め方や好みは変わっていくと考えます。
初心者期間のビブラートはシンプルに音を揺らすだけでも十分であり、そういう意味では習得期間を気にする必要はありません。
キレイなビブラートをかけるためには正しい左手の構えが大事です。構えが悪いとチバランスが悪くチカラがかかり過ぎてしまったり、そもそも揺らすことができなくなります。
指の置き方によってビブラートのやりやすさが変わります。
〇指がペグに向かって斜めになっている
〇爪の向きができる限り同じ方向を向いている
親指の位置は人差し指と同じ位置かそれよりペグ側にあることが望ましいです。
指の置き方によってビブラートのやりやすさが変わります。
〇親指の位置は人差し指と同じ位置かそれよりペグ側にあること
親指の位置は人差し指と同じ位置かそれよりペグ側にあることが望ましいです。
〇ビブラート時は人差し指の付け根はネックから離す
※ビブラートを使わない時は人差し指の付け根の付け根をネックにつけるのが正しいため注意
〇手の甲、手首、肘が一直線になっていること
手首がヴァイオリンに近づきすぎたり、逆に離れすぎているとビブラートがかけづらくなります
ビブラートは軸を固定して指を揺らすことによって音が揺れますが、要点ごとに詳しく解説します
弦をしっかり押さえないと軸が安定せず、ビブラートも安定しません。
指の柔軟性がないとビブラートはかかりません。
親指は音を揺らす時の軸になるため固定しなければなりません
弓の圧力もビブラートをかける時の軸になります。
※右手で持つ弓の圧力が足りていない状態で左手を揺らしても肝心の音は揺れません。
上記動画1:55~
①指を1つずつ転がす
・押さえている指が寝ると弦に当たる位置が変わる
・鏡を見て練習するのがおすすめ
・指によって倒れる角度が変わる
上記動画9:37~
①楽器を使わずに練習
・腕をノックをするイメージで動かす
・手首から上を脱力することを意識しながら動かす
②楽器を使って練習
・指を抑えた状態で腕を動かすことになれる
・手首ではなく腕を動かす
・大きな動きから徐々にスライドの幅を狭めていく
上記動画13:17~
【指を転がす練習】と【腕の使い方】の練習が慣れてから取り組むのがおすすめ
特に指を転がす練習をしっかり意識しておくことが重要です
①指の位置を固定した状態で腕を動かす
②慣れてきたら少しずつスピードを速めていく
③弦を使って音を出しながら練習
ジャンル:クラシック、アルゼンチンタンゴ
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