各々要因別にピアノによく起こる代表的な故障(現象)とそのピアノ修理方法を幾つか上げてみます
目次
【故障の現象①】鍵盤が左右にガタガタ揺れる
【故障の現象②】鍵盤が「ギシギシ」「ミシミシ」鳴る
【故障の現象③】連打(トリル)の弾奏が出来ない
【故障の現象④】音量のコントロールが効かない
【故障の現象⑤】鍵盤が下まで押さえられない
どこに修理を依頼すればいい?
故障の現象①
・弾奏する時に、鍵盤が左右にガタガタ揺れて弾きにくい。
・タッチが軽すぎて、手ごたえがない。
・グリッサンドの弾奏時に隣同士の鍵盤が当たって、「カチャカチャ」と音がする
・タッチが軽すぎて、手ごたえがない。
・グリッサンドの弾奏時に隣同士の鍵盤が当たって、「カチャカチャ」と音がする
※写真赤色の部分がキーブッシングクロス
キーブッシングクロスの摩耗品と新品の状態比較
故障の現象②
・弾奏をする時「ギシギシ」「ミシミシ」と雑音がする。
・強く弾いた時に下がったまま上がってこない鍵盤がある。
・強く弾いた時に下がったまま上がってこない鍵盤がある。
※写真赤色の部分がダンパーレバークロス
ダンパーレバークロスの摩耗品と新品の状態比較
故障の現象③
・ピアニシモで弾こうとすると弾き終わる前にピアニシモより大きな音が鳴ってしまう。
・フォルテシモが出しにくく、なんとなく頼りない音色になってしまう。
・連打(トリル)の弾奏が出来ない。
・鍵盤が何かに引っ掛かったような感じで、最後まで下りにくい(上がりにくい)
・フォルテシモが出しにくく、なんとなく頼りない音色になってしまう。
・連打(トリル)の弾奏が出来ない。
・鍵盤が何かに引っ掛かったような感じで、最後まで下りにくい(上がりにくい)
※白い紐の部分がバットフレンジコード
バットフレンジコードの損傷品と新品の状態比較
故障の現象④
・「ベンベン」「ペンペン」「ギンギン」とした汚い音色しか出ず音量のコントロールも効かない。
ハンマーフェルトの摩耗品と新品の状態比較
故障の現象⑤
・鍵盤が下まで押さえられない。鍵盤を押さえたまま上がって来ない。
白鍵表面材の劣化品と新品の状態比較
どこに修理を依頼すればいい?
ピアノは長年の使用で弦のゆるみや素材の痛みにより、音の狂いが発生します。大切なピアノを末永く弾くことができるよう定期的なピアノの調律・点検・修理をおすすめします。
「ピアノ調律修理110番」では24時間365日いつでも連絡可能。異変を感じた時点ですぐに修理を依頼できます。