
フルートは普通に弾いた場合、約100db(デシベル)の音が発生します。
この100dbというのは、犬の鳴き声や、車のクラクションの音と同じくらいの音です。
騒音の基準となる音の大きさは住宅地などでは60db前後でフルートの音は基準値をはるかに超えており、防音設備の整っていない自宅(アパート、マンション)では、普通にフルートを弾いてしまうと間違いなく近所迷惑になってしまいます。
騒音に関する詳しい内容は環境省の「騒音に係る環境基準について」をご覧ください。
リビングでフルート吹いてたら久々にお手紙入ってた♡ドア開けてたら音聞こえるに決まってるよね♡苦情言うのお宅だけでしょ♡
— にゃむとる👑 (@nyamtol) June 27, 2018
今日も隣のアパートでフルート吹いてる。全く防音してないけど苦情ないんか。俺も吹いてええか?
— オープン人当たりサイコ (@Kiev_nico) December 6, 2021
最初のパリのアパートがそうだった!
音楽可のアパートだったから私の他にピアノとフルートの音楽学生が住んでいたけれど、後から引っ越してきたジャーナリストが夜勤で、昼間に寝れないからと、練習を始めると10分くらいでポリス呼ばれて https://t.co/YS9uImEEQW— A.I chant (@ayuaruramu) November 13, 2022
フルートに(didi)を装着することによって吹き心地は通常より劣りますが音量を抑えられます。しかし、完全に屋外への音漏れを防げるほどではありません。
通常の演奏とミュート(didi)を着用した演奏比較動画を参考にご覧ください
※正確にはdidiは音量調節器で音量を大きくしたり小さくする機能があります
⇒didi公式サイトはコチラ
防音室は高額となってしまいますが練習のために外出してレンタルスペースに移動したり、時間帯による演奏の制限が軽減されます。防音室(KANADE)の防音効果に関する動画がありますので
参考にご覧ください。

※【防音】YumenoRoom横浜(instabaseサイトより抜粋)
「instabase」というサイトは全国各地のレンタルスペースを用途に応じて検索、予約することができるサービスです。カラオケと比較すると割高ですが予約することで確実に練習場所を確保でき、防音の個室で気兼ねなく演奏に打ち込めます。
⇒防音のレンタルスペース一覧はこちら

価格を抑えて防音性のある部屋で予約が不要という観点から見ると、混雑していなければ突発的な練習場所に最適です。また、カラオケの音楽と合わせて演奏できるメリットもあります。

公共の施設のため地域によって利用手続きの複雑さや、料金設定に差はありますが一度地元の公民館を見てみましょう

今回は「自宅(マンション、アパート)に防音設備がない方のための練習方法や練習場所」を紹介しました。
「多少お金を出してでも自宅で練習したい」という人もいれば、「できるだけ節約したい」という人もいると思いますので、今回紹介したものの中から自分に合った練習方法を見つけていただければ幸いです。
ONSALO(オンサロ)ではヴァイオリンオンラインレッスンを実施中です。自宅に居ながらリアルタイムで音楽レッスンの受講が可能です♪